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bbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbタアサイ
【原産地】 アブラナ科起源はあきらかではない。中国の華中で栽培が多い。寒さに強く、地を這うように育つ珍しい野菜。 【食べ方】 アクが少ないので軽い湯通しでよい。火を通しても緑色が抜けず、使いやすい。 【栽培】 露地栽培で冬(8~9月に種まき) 直播して間引きするほうが作業的に楽か、苗を育苗して定植するほうが楽か、まだ分からないのですが、定植のほうが秀品率が高いと先輩に教わったので、定植法をしています。 www.atoledo.com
チンゲン菜
【原産地】 アブラナ科中国華南地方で成立した野菜だが、原産地は地中海沿岸のトルコ。 【日本で】 1970年代の日中国交回復の頃に入ってきた。近年導入された中国野菜のなかで最もポピュラーなもののひとつ。導入当初の和名は体菜(たいさい)だったが、近年はチンゲン菜が一般的。白軸のものはパクチョイとも言う。 【食べ方】 アクがなく煮崩れしないため、歯応えが失われにくく、スープや煮込み料理にぴったり!。冬の定番野菜として定着してきた。 【栄養分】 アルカリ性のミネラルが豊富な緑黄色野菜。 【栽培】 キスジノミハムシが大敵で、綺麗な葉っぱにポツポツと穴をあけられ、台無しにされてしまいます。アブラナ科の連作に気をつけること。冬の野菜ですがホウレン草などに比べると低温に弱く、厳冬期には張りだしてきたお尻の部分が地面に接して霜に焼け、茶色く痛んでくることも。大きく育てて、外葉を外して戴きます。早春蒔きの場合は、2〜13℃以下の寒さでトウダチしやすいので、栽培期間中の保温および、収穫適期を逃さないように注意!
水菜
【原産地】 アブラナ科京都と考えられており、「京菜」とも呼ばれる。音が似ているが、壬生菜は近縁種。 【食べ方】 サラダで生食することが増え、細身の品種で、大株にせず若いうちに採るのが好まれる。 【栽培】 露地栽培で、春(2月中旬~5月中旬)まき、秋(9月~11)月まき。水菜はもともと「水入り菜」と呼ばれていたそうなので、生育の初期に乾燥させないように注意します。(排水の悪い圃場は良くありませんが。)
小松菜
【原産地】 アブラナ科アブラナ属 ツケナの一種。ツケナの野生種は中央アジアから北欧に分布し、日本へは中国から渡来した。 【日本で】 在来のカブから分化した地方品種と考えられている。コマツナ(小松菜)という名は、東京都江戸川区(旧小松川地方)周辺で産していたことに由来する。都市周辺で集約的に生産され、鮮度のよい緑黄色野菜として消費される。特に昭和五七年の改訂版「食品標準成分表」に記載されて以来、栄養価の高い野菜として見直され、生産量、消費量とも増えてきた。ほぼ、周年的に生産されている。 【食べ方】 アクが少なく、何にでも合わせられる青菜のため、料理がしやすい野菜である。一般的には、炒め物、おひたし、あえ物、煮びたし、汁の実、漬物など、和洋、中華とも利用できる。また、トウ立ちした株も、ナバナと同じように食べることができる。 【栄養分】 無機質やビタミン類、食物繊維などの給源としての価値が高い緑黄色野菜のひとつ。特にカルシウムやビタミンCなどはホウレンソウよりも多く含み、鉄分やビタミンB2などの成分も、他の野菜類に比べると比較的多く含んでいる。 【栽培】 品種は、栽培時期などによって使い分けられており、新品種も次々と導入されている。発芽適温は15〜35℃。高温期には播種後2〜3日で出芽し、低温期にはその2〜3倍の日数を要する。生育温度は5〜35℃、適温は15〜30℃程度と考えられる。根が比較的浅根性のため、表層土の乾燥が生育に及ぼす影響が大きい。 乾燥土壌では発芽しない。 コマツナは短期作物で、ウネの端から順次収穫していくため、均一に生育させることが大切。そのためには、均一な施肥、整地、播種間隔、灌水がきわめて重要である。病害虫防除は、防虫ネットなどを利用する。病気では苗立枯れ病、白さび病、炭そ病。害虫では、コナガ、アオムシ、キスジノミハムシ、アブラムシ、ハモグリバエ類に注意する。
ホウレン草
【原産地】 アカザ科 原産地は、中央アジア・西アジア(ホウレンとは、ペルシャのこと)。日本には、江戸時代初期シルクロードを渡って渡来した。西洋種は、地球を逆回りして明治初期に渡来。 【日本で】 年間消費量は約30万トン。主産地は千葉・埼玉で、生ものはほぼ全量自給しているが、冷凍ものが約2万t輸入されている。 【食べ方】 和食では、葉の柔らかい東洋種でおひたしや胡麻和え。肉厚の西洋種は、バター炒めや茹でてパスタに入れると最高! 【栄養分】 ビタミンAや葉酸が豊富。鉄分も確かに多いが、葉酸が鉄分の吸収を促進する役割がむしろ重要である。 シュウ酸が多く含まれており、多量に摂取し続けると体内でミネラルと結合し腎臓や尿路に結石を引き起こすことがある。シュウ酸摂取量を減らすには、生食を避ける工夫をする。 【栽培】 冷涼な気候を好み、暑さに弱い。寒さには、一時的なら-10℃まで耐えることができるが、23~25℃以上の高温になると生育が鈍り、生殖生長に傾きやすくなるため、要注意。また、種は発芽が揃いにくいので、芽出し(一昼夜水に浸して良く水洗いをし、日かげでムシロの上などに広げて芽を1割程度出させる)播きをすることもあるほど。その他にホウレンソウが苦手なものは、かたい土と、酸性土壌。発芽後一週間で根っこを一直線に下に下ろすが、これが素直に進まないと生育がうまくいかない。播種後の水気と、その後の乾燥気味で柔らかな土が決め手。
大根
【原産地】 アブラナ科 原産地については諸説あり,はっきりしていません。古代エジプトでは紀元前から栽培され,ピラミッド建設の労働報酬のひとつになったとされ,最古の野菜のひとつです。日本へは8世紀頃,中国南部から伝わり,各地に広まり多様な品種が生まれました。「古事記」には清白(すずしろ)の名で記され,江戸時代頃から広く栽培されるようになりました。保存食として漬物,切干大根など加工が行われ,飢餓対策として作付けが推奨されてきました。用途が広く栽培も簡単な為,生産量・消費量とも日本が世界一位です。 【日本で】 現在,収穫量が175万t(平成15年度),貴重な主食を補うためにまた野菜の種類が少ない時代には味噌汁の具,煮物,乾物とほとんど大根という時もあったそうですが,日本人の食生活の変化や核家族化が進むなか,生産量は40年前の6割程度となりました。漬物やおでん種としては加工した状態で輸入される状態が近年増えています。 【食べ方】 大根は上のほうが甘く,下にいくほど辛味が増します。葉に近い部分はおろしやサラダに。おろすとビタミンCが減少するので酢やレモン汁を加えるといいです。中央部は煮物など,先端部分は辛味を活かして薬味的に。また,切干大根は干し野菜として昔から利用されているように,干すことによりうまみが凝縮され,栄養価もカリウム14倍,カルシウム約23倍,食物繊維は16倍,鉄分は49倍になります。 【栄養分】 根の部分は95%が水分で,ビタミンCと消化酵素のジアスターゼが豊富です。ジアスターゼは熱に弱いので,生で食べるので効果的です。また,捨てられがちな葉っぱの部分もカロテン,ビタミンC,カルシウムが豊富な緑黄色野菜です。 【栽培】 生育適温15〜20度で耐寒性は強いですが,暑さには弱いです。やや酸性(PH5.5〜6),耕土は深く火山灰地や砂質土壌で排水,通気,保水性がよく元肥主体でコンスタントの肥効が望ましいです。大根の生育問題点としてまた根や,す入り(空洞症)があげられます。また根の原因としては未熟堆肥の投入などがあげられ,す入りの原因としては根の生育が伸長から肥大に移行する時に生育不具合によって,細胞が十分に充填できなかった場合に発生します。時期としては間引き以降の時期に急激な肥効や高温によって生育が過剰に進んだり,低温や過湿により生育が著しく停滞した場合に発生しやすいことが注意点です。大根の品種としては地方特有の品種が沢山あります。現在では,愛知県で作られた宮重だいこんで青首のものを品種改良した,早太りで,す入りが遅く,病気に強く,畑から引き抜きやすい青首大根が95%のシェアを占めています。
ズッキーニ
【原産地】 アメリカ・メキシコあたりが原産で、16世紀ごろからヨーロッパで栽培されるようになったウリ科の野菜。形はキュウリに似ているが、カボチャの一種『ペポカボチャ』として分類される。しかし完熟させて収穫するカボチャと違って、開花後1〜2日の若い実を食べるので、そこんとこはキュウリに近いかも。日本ではあまりなじみがなかったが、ここ10年でだんだんポピュラーになってきた。緑色のほか、黄色いもの(バナナそっくり!)うす緑でコロコロ丸っこいものなどがある。 【栄養分】 βカロテンが豊富で、カリウム・マグネシウム・マンガン・ビタミンKなどのミネラルがバランス良く含まれている。そしてカロリーは、100gで14kcalとかなり低いヘルシー野菜。 【食べ方】味は淡白で、トマトやチーズ・ベーコンなどはっきりした味のものと一緒に調理するほうがおいしい。オリーブオイルで炒めると香ばしくなるといったように油と相性が良く、βカロテンの吸収も良くなるので炒め料理がお勧め。火を通しすぎるとくたくたになるので、色が半透明に変わるくらいが歯ごたえ・香りを楽しめる。超有名なのは『ラタトゥイユ』。玉ねぎ・トマト・パプリカ・ナスなどの夏野菜と一緒に炒め煮したスープで、暑い夏に体力回復の健康料理。だいたいはぶつ切りにして料理するが、縦方向をピーラーなどで1mmの厚さに薄切りにして使ったり、縦に切って肉詰めしたりしても面白い。 【栽培】 日当たりが良く、水はけのよい場所で栽培する。日照を好むが、暑すぎると生育が悪くなる。葉っぱが大きく展開するので、株間は1mぐらい取るのが一般的。実をつけるための受粉はミツバチが担っており、ハチのいない時期は自然には作れない(人工受粉などが必要)。花が多いほどよく受粉するので少ない株数だとなかなか実ができないことがある。肥料が多すぎると雄花ばかり咲くので要注意。 生育がとても早く、播種から1〜2週間で定植できる大きさに育ち、定植後1月ほどで花が咲き始めるおませさん。ズッキーニは節間が短く茎が太いため、生育が進んで重心が高くなってくると茎の負担が大きくなり、折れてしまう。(まっすぐ伸びていく性格なんだけど、頑張りすぎてある日ポッキリ折れてしまう、どこかにいそうなタイプ!?)支柱を立てて支えると多少は折れを防げる。茎が細くて柔軟なカボチャのように素直に地面を這っていくことはないが、長期採りをしたければ強引に倒して地面を這わせる(そうだ)。 実が取れ始めると、ひっきりなしに花が咲くので、肥切れしないように管理する。初期はモザイク病をよぶアブラムシに気を付け、中期からはウリバエの大発生に注意する。後期は木の疲れもあって、うどんこ病にかかりやすくなる。 雌花の形は、誕生日ケーキに立てるローソクみたいでかわいい。花開くと結構ゴージャスで、髪飾りを付けた娘さんに見立てて、ズッキーにゃん(娘)と呼んでいる(筆者のみ)。次々に花を咲かせ、夜明け過ぎから、午前9時ごろまで、大輪の黄色い花がたくさん咲き乱れる畑はとても美しく、見ごたえあり。花の間を大小のハチが渡り飛んでおり、ぶんぶんという音が鳴り響いている。受粉がうまくいかないと大きくならなかったり、奇形になったりする。また、開花後あっという間に肥大するので、大きな葉の影の実など見落とすと牛乳瓶から500mlのペットボトル大になる。もっとほっとくと一升瓶に…? 大きくなると、種ができ、味もボケるので、見落としのないよう注意!
大阪シロナ
【原産地】 アブラナ科原産地は、日本。不結球ハクサイ(または山東菜)と、体菜(=チンゲン菜)の交雑種と言われている。 【日本で】 大阪が産地で、天満菜(てんまな)とも呼ばれる。キャベツやハクサイが途切れる時期に用いられた。 【食べ方】 淡白なくせのない味が人気。どうやって食べれば??という質問を受けることが多いですが、ハクサイと同じような調理法が適しています。漬物や浸し物はもちろん、特に煮物が絶品! 【栄養分】 カロテン・カリウム・カルシウムなどを適量含んでいるが、小松菜やホウレン草に比べるとやや劣る。 【栽培】 発芽率がよく、比較的栽培しやすい品目の一つ。ただ、葉が柔らかくて傷みやすいうえ、肥切れになると葉が黄化するのも早い。春秋は小松菜くらいの大きさに育てると柔らかくておいしい。逆に冬には結球前のハクサイくらいに大きく育て、甘みののった肉厚な葉を味わいのがよい。
ニラ
【原産地】 ユリ科 中国西部原産とされるが、日本に自生していたとも言われる。 ユリ科、と知ったときは驚きました。あの可憐なユリと同じ。ホンマかいな。根の型も少々異なるんですけれども。 【日本で】 古事記や万葉集に登場し、古代から親しまれている。生産量は6万トンで、高知と栃木で全体の40%を占める。 【食べ方】 炒め物が肉とよく合い、レバニラや餃子には欠かせない。 【栄養分】 ビタミンA、B1、Cに富み、胃腸に効用ありとされる。 【栽培】 3月下旬頃に200穴のポットに1穴5粒ほど播種。秋に定植。150cm幅の露地畝に4条で株間30cmに植える。翌秋には収穫開始、以後いつでも刈れるが、1シーズンに3〜4回刈れば休ませる。収穫し終わった株の上からモミガラ堆肥を撒いて保護する。若い株の方が美味いニラができるので、3年くらいで更新する。 悩ましいのは堆肥を撒いたり草でマルチしたりして土がほどよいのかイノシシがミミズを求めてほじくり返すこと。立派な株が放り出されて、それは無残。トホホ…。
ルッコラ
【原産地】 アブラナ科ルッコラはイタリア語でrucola(ルーコラ)が標準形であり,英語名のロケットは(rocket)はフランス語名のroquette(ロケット)が語源。ルッコラと人との関わりは,古代ローマ時代(紀元前600年)には媚薬の効果があると信じられ食用とされていたともいわれているが,大規模生産としては1990年ぐらいから始まったとされる。 【日本で】 イタリア料理の普及とともに知られるようになりました。日本での歴史が浅い野菜で最近では気軽に葉野菜,ハーブ類として店頭でも手に入るようになりました。 【食べ方】 火を通さずにレタスなどと混ぜてサラダとして,また,焼きあがったピザに散らしたり,サンドイッチに挟んだりとゴマの香りとピッリとした辛味・苦味はアクセントととしてぴったりです。加熱によって辛味・苦味は消えるのでおひたしや炒め物にも使えるとされています。 【栄養分】 ビタミンC, E が豊富でカルシウムはピーマンの約30倍と言われています。 【栽培】 病気は特になく,アブラムシアオムシなどがつくとされますが,春菊などと同様に香りが強いため,比較的アブラナ科の中では虫の害は少ないと思います。水はけがよく,有機質を多く含む肥えた土でアルカリ性を好みます。あまり乾燥しすぎると葉の苦味が強くなって,風味が損なわれます。また,被服材などで遮光を30%程度行うと生食に適した柔らかい葉ができます。真冬と真夏以外は播種後1〜2ヶ月程度で収穫できます。とう立ちをした花はアブラナ科の4花弁の十字型をしていますが,黄色花ではなくクリーム色でかわいらしく,「貴婦人のスミレ」とか夕方に香りが強くなるとされ「宵の明星の花」とも言われることがあるようです。
小かぶ
【原産地】 アブラナ科地中海沿岸と考えられている。 【栽培】 露地栽培で、春(2月中旬~5月中旬)まき、秋(9月~11)月まき。 発芽を揃えることと、間引き作業を大切にする。軟らかく、排水性・保水性の良い圃場になってもらうように努める。(形と、肌が重要なので)
ニンジン
【原産地】 セリ科ニンジン属 アフガニスタン 【日本で】 16世紀以降、一般に栽培されている。 【食べ方】 サラダ・煮物・きんぴら・炒め物 【栄養分】 ビタミンA・B・Cが豊富な緑黄色野菜の代表格。カロチン含有量はずば抜けて多い。 【栽培】 播種後、発芽するまで灌水が必要で、初期除草・初期間引きを徹底し、生育の不揃いを極力無くす事がポイント。 夏場は根腐れ防止の水はけ対策が特に重要。最近は、キイアゲハの食害に加えヨトウムシによる被害が急増しています。
さつまいも
【原産地】 ヒルガオ科サツマイモ属 南米ペルー熱帯地方。スペイン人かポルトガル人によって東南アジアに伝わったとされる。 アサガオに似た花をつけるツル性植物。普通肥大した根茎を食べるが、葉と茎を利用する専用品種もある。 イモの表皮の白いもの、赤いもの、皮の色に拘わらず中身の黄色、赤、紫などの品種もある。 【日本で】 東南アジアから17世紀始めに沖縄、鹿児島に伝わり琉球芋、薩摩芋と呼ばれている。江戸時代8代将軍吉宗が奨励し、千葉県他各地に広まる。日本の生産量約100万tで、鹿児島で4割、茨城、千葉、徳島で4割。当初救荒作物として、その後焼酎用、デンプン用として、また近年は食用として甘みの強い品種が改良普及してきた。単位面積当たり収量はカロリーベースでは米を上回り、太平洋戦争中は学校の運動場でも作られた。しかし保存性に劣り米に代わる主食にはならず。 【栄養分】 加熱しても壊れにくいビタミンCや繊維質が豊富。 【食べ方】 普通にふかし芋、焼き芋(60℃位で長時間かけると甘みが増す)、天ぷら、スイートポテト、きんとん、大学芋、干し芋、芋ケンピ、カンコロもちなど。葉や茎は油炒めやお浸し、きんぴらなど。 【栽培】 過湿でなければ土質は比較的に選ばない。砂質では丸型に粘土質や水分が多いと長い芋になりやすい。 初期成育出来れば痩せ地でも育つ。窒素過多だとツルボケしてする。根菜なので高畝にし畝に沿って真ん中に5、6�程度の溝を切る。5月中、下旬頃25〜30�位のツル苗を普通3,4節船底植えする。このとき節から出ている葉を出しておく。ツル先を同じ向きに20cm間隔に植える。 乾燥が心配されるなら潅水し、稲藁をおく。梅雨明けまでに除草と土寄せする。人差し指ほどもあるナカジロシタバやハスモンヨトウ、アカビロードコガネなどの食害など、甘んじようと思うが、伊賀ではイノシシだけは避けたいもの。 【保存】 焼き芋に最適な大きさくらいだと10月中旬くらい。ツル、葉が元気なら長く置けば芋は肥大するが、霜の降りる前には全部掘り上げる。ツルを株元から刈取り、芋を傷つけないように丁寧に掘る。芋はつながったままとし 1個ずつ切り離さない方が保存に良い。貯蔵適温は13〜15℃。1個ずつ新聞紙に包み、穴あきポリ袋に入れ、段ボール箱か発砲スチロール箱に入れ室内に。また、冷蔵庫の上などに。
白菜
【原産地】 アブラナ科 Chinese cabbage と言われるように中国北部が原産地です。日本への渡来は明治初期ですが,種採りが困難で,あまり普及しませんでした。実際,全国的に栽培の普及となったのは日清・日露戦争時においしい白菜の種を農民出身の日本兵が持ち帰ったとされる大正時代からです。栽培歴史は浅く、100年経っていないようです。 【日本で】 全国の収穫量は943,700トン(平成18年)で,加工用が6割を占めます。中国白菜は山東型,華北型,華南型とありますが,日本では気候と風土の関係から山東型のみが定着しました。中国から各地にもたらされた種をもとに松島郡,野崎郡,加賀郡と日本の三大品種郡となりました。 現在,白菜の内側が黄色い色をした黄芯系が見た目良し,味良しと言うことで主流となっています。最近は1キロ以下のミニ白菜も見られるようになりました。 【食べ方】 外側の大きな葉先は巻き物,蒸し物に,葉の真ん中から下の部位は鍋物や炒め物,味噌汁に,内側の柔らかいところは生でサラダ,漬物などにも使えます。おいしいです〜。 【栄養分】 白菜の95%は水分です。カリウム,カルシウム,マグネシウム,亜鉛などミネラル類を多く含みます。止血したり,骨を丈夫にするビタミンKも豊富です。白菜は低カロリーで,食物繊維が豊富で,カリウムは血圧を上昇させるナトリウムを体外へ排出する利尿作用があります。 【栽培】 トンネル栽培による春白菜,高冷地の夏白菜,秋冬白菜に区分され,周年供給体制ができています。秋冬白菜は甘みものり,出荷量も多く出回っていますが,以前に比べると減少しています。 秋冬慣行栽培では比較的容易に作れるとされているようですが,無農薬栽培では病気・虫に 被害が多く,難しい作物です。種まきは9月までそれ以降は結球しなくなります。定植とともに虫除けネットをかけます。あおむし・よとう虫の外からの侵入は防げても,ヨトウ虫は土の中に潜っていることもよくあります。アブラムシも多く発生します。病気としてはべと病,結球の芯から腐ってくる病気,ゴマのような斑点が見られるゴマ病などがあげられます。
玉ねぎ
【原産地】 ユリ科の多年草中央アジア原産とされている。古代エジプトで既に栽培歴がある。ヨーロッパに伝わった際、東欧の辛タマネギと南欧の甘タマネギの2系統に分かれた。 【日本で】 江戸時代に長崎に観賞用として伝わった。食用としては、明治期に札幌農学校で本格的な栽培が始まる。日本の生産量120万トン、うち北海道が66万トン。 【食べ方】 炒め物はもちろん、カレーや肉じゃがなど煮込み料理に用いるほか、デミグラスソース・トマトソースなど洋風ソース類の素材としても重要な万能野菜。 食べるのは鱗茎の部分。強い辛味・香味がある。実は生のタマネギはイチゴ並みの甘みを持っているが、これはデンプンでなく糖の形で貯蔵するため。ただし辛さが強いため辛く感じる。辛味は加熱するとなくなり、甘みが出る。 タマネギを切ると涙が出るのは、切った時に硫黄化合物(硫化アリル)が気化し、目・鼻の粘膜を刺激するから。気化を抑えるには、水につけながら切るか、あらかじめ冷蔵庫で冷やしておく。 なお、イヌやネコなど動物が食べた場合、成分に含まれる硫黄化合物が中毒を引き起こし、血液中の赤血球が破壊され死亡することがある。 【栄養分】 野菜の中で最も糖質が多く、そのほとんどがエネルギー源として使われ、疲労回復に最適。 薬効のもとの含硫アミノ酸が多量に(1kgあたり2〜3g)含まれる。目にしみないとか、辛味のない玉ねぎは薬効が少ない。これは玉葱を切った直後に加熱すると失われるが、切って室温に15分間以上放置しておくと加熱しても失われない。 加熱すると化学反応を起こし、血糖値の低下や発ガン抑制作用があり、心筋梗塞や脳梗塞などの原因となる中性脂肪や悪玉コレステロールの値を下げる。血管を詰まらせる血栓を溶かすことも確認されており、肉食の多い現代の食生活に必須の野菜。 【栽培】 適温は20℃。寒さには強く氷点下でも成長するが、高温では障害が起こる。大きな苗を植えると分球や裂球や抽台しやすく、小さいまま低温になると枯れるなど、タイミングが難しい。10℃以下で一定期間以上さらされると花芽分化する。 結球は日長条件で決まり、短日・中日・長日の品種がある。温度上昇で肥大が促進され、玉が成熟すると葉が倒伏し、休眠状態となる。
ツルムラサキ
【原産地】 ツルムラサキ科熱帯アジア。中国やベトナムで古くからあるポピュラーな野菜。 【日本で】 伝来は江戸期だが、普及したのは70年代の中国野菜ブーム以降。 【食べ方】 おひたし・ゴマ和え・油炒めなど 【栽培】 「真夏のホウレン草」と思って試していただきたい一品。独特の粘り気に好き嫌いがあるが、味は濃厚で、おひたし・ゴマ和え・油炒めなどが抜群。品種改良で癖のある匂いが消え、日本人にも親しみやすくなっている。 【栄養分】 ビタミンA、C、カルシウム、鉄分などでホウレン草を上回る超健康野菜。加えて、シュウ酸含有量も少ない。 【栽培】 茎や葉を食する。伸びてきた新芽を折りとって収穫する。 熱帯原産の為、暑ければ暑いほど、湿気が多ければ多いほど、生育が良い。 温度が低い春先のポット蒔きでは十分な温度と灌水が必要で、発芽まで2〜3週間掛かるが、直まきなら6月蒔きが可能。どちらも、一昼夜水に浸してから蒔くといい。主枝は5〜6枚で摘心し、側枝を切り返し方法で収穫していく。10月上旬くらいまで収穫出来るが、手間が掛かる作物である。 害虫:ヨトウムシ・スズメガ
青ネギ
【原産地】 ユリ科の多年草。 中国西部あたりとされています。 【日本で】 奈良時代の日本書紀にも記載されるくらい古くから馴染みがあり、関東では白ネギ(根深ネギ)、関西では青ネギ(葉ネギ)が主に栽培され、食べられています。これは土や気候の違いで分かれたようです。東日本では耕土が深いため、寒さに耐えるよう根元に土寄せをし、広く長く育ちます。一方、西日本では高度が浅いので土寄せしないで育て、葉を食べる葉ネギが主流となりました。 【食べ方】 古くから汁物、うどん、蕎麦、冷奴などの薬味や、肉・魚の臭みを消し、香りを付けたり。関西はお好み焼き、ネギ焼きなどで多く食べられます。 【栄養分】 ネギの独特の匂いは「アリシン」という成分で、血行をよくし、体を温める働きがあります。さらにビタミンB1の吸収を促進する働きもあり、疲労回復や風邪の治療にも効果があり、このことからネギのことを「食べる薬」=「薬味」と呼ぶのです。 【栽培】 暑さ寒さに強く周年栽培ができ、生育温度15〜20℃で日当たりのよい場所を好みます。乾燥にはそこそこ強いのですが、過湿には弱いので、水はけ・通気性のよい土がよい。酸性に弱いので、植え付け前に苦土石灰を撒き、土を中和することも。 春蒔き・秋蒔きができるが、一定期間低温に遭うと花芽(ネギ坊主)ができる。ネギの種は、一年以上経過したら発芽が悪くなるので、新しい種を使うこと。発芽までに乾燥すると発芽が悪くなるので、土の表面の乾燥を防ぐことが大切です。栽培期間が長くかかるので、肥料を切らさないこと。 主な病虫害は、さび病、黒斑病、アブラムシ、ネギアザミウマ、ネギハモグリバエ。
大葉
【原産地】 シソ科 ヒマラヤ周辺のミャンマー・中国。 【日本で】 中国から伝わった。品種により、葉が赤みを帯びるものや、縮れるものがある。 【食べ方】 香味野菜として刺身のつまや天ぷらなど。 【栄養分】 最も一般的なのが大葉と呼ばれる青ジソ。ビタミン・ミネラルが豊富で、特にカロチンとカルシウムは野菜でトップクラス。梅干し作りに使われる赤ジソはカロチン含有量が少ない。 【栽培】 3月中旬頃に箱に種をまき、本葉2枚で3寸ポットに仮植、4月下旬〜5月上旬に露地に畝間150cm、株間40cmに定植する。 これ以外に、前年栽培のシソのこぼれ種から発芽した苗を3寸ポットに仮植して育苗する、という方法もある。こちらの方が数としては多い。成育もネバリがある様で良いように思う。香りの強い株に当りをつけておくとなお良いみたい。 収穫はかならず早期の内に済ます。収穫した葉を冷蔵庫で予冷をかけ、少しずつ出しながら霧吹きしつつ、10枚づつ袋詰めにし、また冷蔵庫へ。収穫・袋詰めに手間のかかること。香りも味も楽しめるが、手がかかるのが難である。 虫害もハスモンヨトウやダニに注意が必要。といっても発生してしまえば対応は難しい。
モロヘイヤ
【原産地】 シナノキ科ツナソ属の葉物野菜 エジプト 【日本で】 1991年頃、日本に導入された。その後、さまざまな健康野菜ブームになるなかで、全国各地で栽培されるようになった。 【食べ方】 モロヘイヤ自身の味には強い個性が少なく、ほかの料理材料と取り合わせやすいために、原産国のエジプトや中東ではスープの材料、インドではホウレンソウのようなゆで野菜として用いられている。さらに、揚げ物の材料や、葉の乾燥粉末品がめん類などに混ぜて利用されている。 【栄養分】 ビタミン類、ポリフェノール類、ミネラル、食物繊維などを含む。ビタミン類の中ではプロビタミンAであるβ‐カロチンが特に多く、可食部には10mg/100gも含まれている。これは、コマツナの3倍、ホウレンソウの3.2倍、ニンジンの1.4倍。 モロヘイヤのβ‐カロチンとビタミンCの大部分は葉に含まれており、葉柄、茎にはほとんど含まれていない。β‐カロチンは加熱調理に対する影響がほとんどなく、安定な性質を持っている。しかし、ビタミンCは、ゆでる時間が長くなると減少する。 【栽培】 モロヘイヤは高温や水分を好む作物で、土壌水分が不足すると展開葉が小さく固くなってしまう。したがって、堆肥などの有機質が十分施された土壌や灌水がしやすい水持ちのよい圃場を選定する。 育苗する。発芽適温は30〜40℃。15℃以下になるような低温では、発芽ぞろいが悪くなる。播種深度は6〜9mmが適当。発芽後の温度管理は、20〜30℃を目安にする。育苗中から定植後の生育初期には低温(10℃程度)にあうと不時開花が起こるため、特に温度管理では低温にならないように注意する。育苗中の灌水は、 1日に本葉1枚ころまでは1〜2回、本葉2枚以上になったら2〜3回行なう。1回につき、200穴トレイ当たり400mlを目安にする。多すぎると根張りが弱くなり、葉色が薄くなったり、下葉が落葉したりする。育苗日数25〜30日、本葉5〜6枚で定植期をむかえる。 定植は土壌に水分を十分含ませた状態でおこなう。活着後は表面の水分を少なめにし、地中深く根が張るようにする。定植後30日(草丈50�くらい)ほどで主枝の摘心と収穫を行なう。 摘心後の高さは30�くらいにする。土壌水分が十分にあり、温度が確保されれば旺盛に繁茂するが、しだいに樹が大きく込み入ってくると芽数が増えすぎ、勢いが悪くなるので、草丈が120〜150センチ程度になったら切り戻しをする。 追肥は、収穫開始後20〜25日間隔で行う。摘心以後は、25〜30�程度に伸びた腋芽を1〜2芽残して摘み取る。腋芽の生長をよくするために、できるだけ枝元に近い位置で収穫する。 収穫後、モロヘイヤを5℃程度で保存すると、外観上も品質面でもよい結果が得られる。主な病気は、うどんこ病、灰色かび病、葉ぶくれ病、黒星病。害虫は、コガネムシ、アザミウマ類、ハダニ類、などである。
エンサイ
【原産地】 ヒルガオ科 中国南部から東南アジアにかけて広く野生種があり,東南アジア料理で「青菜炒め」というとエンサイが料理されてでてくることが多く,ポピュラーに栽培されている野菜です。 【日本で】 日本へは第二次大戦後,南方のほうから持ち込まれたとされていて,「エンサイ」と呼ばれていたことから正式名称になったとされています。 【食べ方】 茎は空芯菜と言われる通り,茎の中が空洞になっていて,シャキシャキしています。葉は濃い緑色で,形は細長いハート型で,サツマイモ科に属する通り,サツマイモのつるによく似ていて,夏野菜によくあるぬめりがあります。茎も葉もクセがなくて食べやすいです。葉のアクは少ないのですが,加熱後に緑色が黒ずんでくるので,早めに食べていただきたい。豚肉や干しえびなどとオイスターソースやごま油で一緒に濃い目の味付けで炒めるのが合います。また,おひたしや茎などは和えものにも利用できます。 【栄養分】 カロテン,ビタミンC,ビタミンA などのビタミン類,鉄,カリウムなどのミネラルが豊富で,特に鉄はポパイもビックリ,ほうれん草の倍近く含まれている緑黄色野菜です。,吸収を良くするために油と一緒に食べると良いようです。 【栽培】 比較的栽培が容易です。日当たりの良い場所で,乾燥は嫌い,寒さには弱いです。水不足で葉茎が固くなります。発芽適温は20〜30℃,生育適温は25〜30℃、15℃以下では育ちません。適正土壌はPH6〜7,連作も大丈夫で病気はあまりなく,害虫はスズメガの幼虫,カメムシが発生します。種は皮が固いので一晩水に浸しておきます。直播なら遅霜の心配のない5月以降に、1箇所に3,4粒の点播きをして、1〜2本に間引きます。根がよくはり,側枝が伸びるので株間は30cmぐらいとします。最初の収穫は草丈が30cmぐらいになったら,葉を3,4枚残して摘芯します。以降,側枝が随時伸びてくるので,株元の葉3〜4枚を残して収穫します。

