| 【原産地】 | アメリカ・メキシコあたりが原産で、16世紀ごろからヨーロッパで栽培されるようになったウリ科の野菜。形はキュウリに似ているが、カボチャの一種『ペポカボチャ』として分類される。しかし完熟させて収穫するカボチャと違って、開花後1〜2日の若い実を食べるので、そこんとこはキュウリに近いかも。日本ではあまりなじみがなかったが、ここ10年でだんだんポピュラーになってきた。緑色のほか、黄色いもの(バナナそっくり!)うす緑でコロコロ丸っこいものなどがある。 |
| 【栄養分】 | βカロテンが豊富で、カリウム・マグネシウム・マンガン・ビタミンKなどのミネラルがバランス良く含まれている。そしてカロリーは、100gで14kcalとかなり低いヘルシー野菜。 【食べ方】味は淡白で、トマトやチーズ・ベーコンなどはっきりした味のものと一緒に調理するほうがおいしい。オリーブオイルで炒めると香ばしくなるといったように油と相性が良く、βカロテンの吸収も良くなるので炒め料理がお勧め。火を通しすぎるとくたくたになるので、色が半透明に変わるくらいが歯ごたえ・香りを楽しめる。超有名なのは『ラタトゥイユ』。玉ねぎ・トマト・パプリカ・ナスなどの夏野菜と一緒に炒め煮したスープで、暑い夏に体力回復の健康料理。だいたいはぶつ切りにして料理するが、縦方向をピーラーなどで1mmの厚さに薄切りにして使ったり、縦に切って肉詰めしたりしても面白い。 |
| 【栽培】 | 日当たりが良く、水はけのよい場所で栽培する。日照を好むが、暑すぎると生育が悪くなる。葉っぱが大きく展開するので、株間は1mぐらい取るのが一般的。実をつけるための受粉はミツバチが担っており、ハチのいない時期は自然には作れない(人工受粉などが必要)。花が多いほどよく受粉するので少ない株数だとなかなか実ができないことがある。肥料が多すぎると雄花ばかり咲くので要注意。 生育がとても早く、播種から1〜2週間で定植できる大きさに育ち、定植後1月ほどで花が咲き始めるおませさん。ズッキーニは節間が短く茎が太いため、生育が進んで重心が高くなってくると茎の負担が大きくなり、折れてしまう。(まっすぐ伸びていく性格なんだけど、頑張りすぎてある日ポッキリ折れてしまう、どこかにいそうなタイプ!?)支柱を立てて支えると多少は折れを防げる。茎が細くて柔軟なカボチャのように素直に地面を這っていくことはないが、長期採りをしたければ強引に倒して地面を這わせる(そうだ)。 実が取れ始めると、ひっきりなしに花が咲くので、肥切れしないように管理する。初期はモザイク病をよぶアブラムシに気を付け、中期からはウリバエの大発生に注意する。後期は木の疲れもあって、うどんこ病にかかりやすくなる。 雌花の形は、誕生日ケーキに立てるローソクみたいでかわいい。花開くと結構ゴージャスで、髪飾りを付けた娘さんに見立てて、ズッキーにゃん(娘)と呼んでいる(筆者のみ)。次々に花を咲かせ、夜明け過ぎから、午前9時ごろまで、大輪の黄色い花がたくさん咲き乱れる畑はとても美しく、見ごたえあり。花の間を大小のハチが渡り飛んでおり、ぶんぶんという音が鳴り響いている。受粉がうまくいかないと大きくならなかったり、奇形になったりする。また、開花後あっという間に肥大するので、大きな葉の影の実など見落とすと牛乳瓶から500mlのペットボトル大になる。もっとほっとくと一升瓶に…? 大きくなると、種ができ、味もボケるので、見落としのないよう注意! |

