レタス

【原産地】 キク科
原産地は中近東内陸の小アジア地方。
【日本で】 日本名の「チシャ」は乳草のなまり。レタスを切ると乳のような液が滲み出てくるため。現在ふつうにレタスと呼ばれている玉レタス(クリスプヘッド型)は、明治初年に導入され、戦後、食生活の洋風化から大幅に消費が増加した。
【食べ方】 欧米では葉部分を主にサラダ、ハンバーガー、タコスなどに利用し生食するが、フランスではソテーにすることもある。中国など他の国々ではクリーム煮、中華炒めなど加熱調理することが多く、葉だけでなく茎も重要な食材となる。レタスだけを使ったサラダを英語で「ハネムーンサラダ」と言う。Lettuce only、の発音をLet us only(私たちだけにして)に引っ掛けたものである。
【栄養分】 栄養価からみると、ほとんど水。食物繊維の塊と考えましょう。新鮮なレタスを切ると白い乳状の液体が滲出するが、これはラクチュコピクリン (lactucopicrin) と呼ばれるポリフェノールの一種で、鎮静作用・催眠促進の効果があるとされるが、とても苦くて睡眠どころではない。
【栽培】 葉が柔らかく、傷みやすい野菜の代表格。繊細で、施肥にも敏感に反応する。生育適温は15~20℃で冷涼を好む。生育初期には低温や高温にも耐えるが、結球期に入ると劣ってくる。光発芽性といって、光がないと発芽しないため、播種後厚く覆土するのは禁物。高温条件が続くと開花のために茎を伸張・分枝させる(=抽苔)。レタスでは一般に日平均温度の積算が1700℃~2500℃で芯が伸張し始める。開花時には、茎を伸張・分枝させ、直径1cm程度の黄色いタンポポを小さくしたような花をその先に付ける。
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