| 【原産地】 | ヒルガオ科サツマイモ属 南米ペルー熱帯地方。スペイン人かポルトガル人によって東南アジアに伝わったとされる。 アサガオに似た花をつけるツル性植物。普通肥大した根茎を食べるが、葉と茎を利用する専用品種もある。 イモの表皮の白いもの、赤いもの、皮の色に拘わらず中身の黄色、赤、紫などの品種もある。 |
| 【日本で】 | 東南アジアから17世紀始めに沖縄、鹿児島に伝わり琉球芋、薩摩芋と呼ばれている。江戸時代8代将軍吉宗が奨励し、千葉県他各地に広まる。日本の生産量約100万tで、鹿児島で4割、茨城、千葉、徳島で4割。当初救荒作物として、その後焼酎用、デンプン用として、また近年は食用として甘みの強い品種が改良普及してきた。単位面積当たり収量はカロリーベースでは米を上回り、太平洋戦争中は学校の運動場でも作られた。しかし保存性に劣り米に代わる主食にはならず。 |
| 【栄養分】 | 加熱しても壊れにくいビタミンCや繊維質が豊富。 |
| 【食べ方】 | 普通にふかし芋、焼き芋(60℃位で長時間かけると甘みが増す)、天ぷら、スイートポテト、きんとん、大学芋、干し芋、芋ケンピ、カンコロもちなど。葉や茎は油炒めやお浸し、きんぴらなど。 |
| 【栽培】 | 過湿でなければ土質は比較的に選ばない。砂質では丸型に粘土質や水分が多いと長い芋になりやすい。 初期成育出来れば痩せ地でも育つ。窒素過多だとツルボケしてする。根菜なので高畝にし畝に沿って真ん中に5、6�程度の溝を切る。5月中、下旬頃25〜30�位のツル苗を普通3,4節船底植えする。このとき節から出ている葉を出しておく。ツル先を同じ向きに20cm間隔に植える。 乾燥が心配されるなら潅水し、稲藁をおく。梅雨明けまでに除草と土寄せする。人差し指ほどもあるナカジロシタバやハスモンヨトウ、アカビロードコガネなどの食害など、甘んじようと思うが、伊賀ではイノシシだけは避けたいもの。 |
| 【保存】 | 焼き芋に最適な大きさくらいだと10月中旬くらい。ツル、葉が元気なら長く置けば芋は肥大するが、霜の降りる前には全部掘り上げる。ツルを株元から刈取り、芋を傷つけないように丁寧に掘る。芋はつながったままとし 1個ずつ切り離さない方が保存に良い。貯蔵適温は13〜15℃。1個ずつ新聞紙に包み、穴あきポリ袋に入れ、段ボール箱か発砲スチロール箱に入れ室内に。また、冷蔵庫の上などに。 |

