白菜

【原産地】 アブラナ科
Chinese cabbage と言われるように中国北部が原産地です。日本への渡来は明治初期ですが,種採りが困難で,あまり普及しませんでした。実際,全国的に栽培の普及となったのは日清・日露戦争時においしい白菜の種を農民出身の日本兵が持ち帰ったとされる大正時代からです。栽培歴史は浅く、100年経っていないようです。
【日本で】 全国の収穫量は943,700トン(平成18年)で,加工用が6割を占めます。中国白菜は山東型,華北型,華南型とありますが,日本では気候と風土の関係から山東型のみが定着しました。中国から各地にもたらされた種をもとに松島郡,野崎郡,加賀郡と日本の三大品種郡となりました。 現在,白菜の内側が黄色い色をした黄芯系が見た目良し,味良しと言うことで主流となっています。最近は1キロ以下のミニ白菜も見られるようになりました。
【食べ方】 外側の大きな葉先は巻き物,蒸し物に,葉の真ん中から下の部位は鍋物や炒め物,味噌汁に,内側の柔らかいところは生でサラダ,漬物などにも使えます。おいしいです〜。
【栄養分】 白菜の95%は水分です。カリウム,カルシウム,マグネシウム,亜鉛などミネラル類を多く含みます。止血したり,骨を丈夫にするビタミンKも豊富です。白菜は低カロリーで,食物繊維が豊富で,カリウムは血圧を上昇させるナトリウムを体外へ排出する利尿作用があります。
【栽培】 トンネル栽培による春白菜,高冷地の夏白菜,秋冬白菜に区分され,周年供給体制ができています。秋冬白菜は甘みものり,出荷量も多く出回っていますが,以前に比べると減少しています。 秋冬慣行栽培では比較的容易に作れるとされているようですが,無農薬栽培では病気・虫に  被害が多く,難しい作物です。種まきは9月までそれ以降は結球しなくなります。定植とともに虫除けネットをかけます。あおむし・よとう虫の外からの侵入は防げても,ヨトウ虫は土の中に潜っていることもよくあります。アブラムシも多く発生します。病気としてはべと病,結球の芯から腐ってくる病気,ゴマのような斑点が見られるゴマ病などがあげられます。
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