| 【原産地】 | ナス科 南米インカ帝国の栄えたアンデス高原(標高3000mの高地)が原産地です。アンデスには今でも沢山の野生のトマトがあります。トマトはこの地方のインディアンたちの移住によって中央アメリカやメキシコに広がっていきました。 |
| 【日本で】 | 17世紀にヨーロッパに持ち込まれたの同様最初は観賞用で広まり,一般に明治になってからケチャップの普及とともに生食で食べられるようになりました。 |
| 【食べ方】 | 日本ではサラダやつけ合わせとしての利用が多いトマトですが,欧米では加熱調味料的に使われます。うまみのベースとなるグルタミン酸は加熱することで甘みやうまみが増します。また,トマトの酸味やペクチンは肉類や魚類の脂っこさを和らげてくれます。野菜,豆,卵などの多くの食材と相性が良いのが特徴です。 |
| 【栄養分】 | トマトと言えば,赤い色素のリコピンに要注目です。赤系トマト(一般に加工用)に多く含まれています。強い抗酸化作用があります。また,緑黄食野菜に分類されていないのですが、一度に食べる量が多いので,例外的に緑黄色野菜にも指定されています。 |
| 【栽培】 | 年中加温ハウス栽培により,出回っていますが一般に露地,もしくは雨よけ栽培としての種まきは早くて1月から3月までに種をまきます。霜などの寒さにあたることがなければ耐寒限界いっぱいに早く植えたほうが、栽培期間が長くなり,収量も多くなります。発芽温度は24〜30℃,生育温度は昼間20〜25℃、夜温8〜13℃,土のPH(酸度)は5.5〜6.5が適正です。乾燥には強いほうなので,水分のあげすぎには注意が必要です。連作障害がおきやすいのでナス科の連作は避けたいです。一般に連続摘心整枝法が栽培しやすいとされています。品種としては甘い(酸味の弱い)ピンク系トマトが多くなりました。また,高糖度トマトの呼び名としてフルーツトマトやパーフェクトトマト,シュガートマトと呼ばれる,1.2〜1.5倍の糖度の高い小粒のトマトも多くなり,品種改良が進んでいるようです。 |

